読書を楽しむコツ 7選!あなたに合った楽しみ方を見つけよう

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読書は、私たちの知識や視野を広げてくれる素晴らしいものです。しかし、読書が苦手だと感じる方や、なかなか習慣化できないという方も少なくないでしょう。そこで今回は、読書の習慣化についてお話しする前に、読書を楽しむためのコツをいくつか紹介します。なぜなら、苦行の読書を習慣化するのと、好きな読書を習慣化するのとでは、圧倒的に後者の方が簡単だからです。

目次

自分に合ったジャンルを見つける

読書が楽しくなるかどうかは、選ぶ本のジャンルも大きく影響すると考えます。例えば、一口に「勉強」と言っても、自分が好きな科目、あるいは得意な科目の勉強はさほど苦に感じないのに対し、苦手な科目の勉強ほど、なかなか手が付けられない人も多いのではないでしょうか。読書も同じように、自分と相性の良いジャンル(あるいは著者)があると思います。しかし、どのジャンルが自分に合っているのか、それが最初から分かれば苦労はしません。そこで、以下のようなアプローチで自分に合ったジャンルを探してみましょう。

ケース1:興味のあるテーマや好きな映画から探す

自分が普段興味を持っているテーマや、好きな映画・ドラマのジャンルをヒントにするのは非常に有効です。例えば、ミステリーが好きな方は推理小説を、歴史に興味がある方は歴史書を選んでみる、といった具合です。映像と書籍では楽しみ方が変わってくると思いますので、最初は様々なジャンルを幅広く試してみて、自分が楽しめそうなものを見つけることが大切です。

ケース2:書店や図書館を満遍なく回ってみる

「自分はミステリーが好きだから推理小説だ!」とか、「教養のための読書なのだからビジネス書一択だ!」など、まずは自分でジャンルを選んでみるのも良いでしょう。ここでは少し違った切り口での探し方を紹介します。書店や図書館を訪れた際、普段は目も暮れないジャンルも含めて、どのような本があるかをなんとなく眺めながら全体を回ってみてください。そしてパッと目に留まった本があれば、それを手に取って読んでみてください。いくつかページをめくってみて、引き込まれるような感覚があれば、それが運命の出会いとも呼べるかも知れません。

ケース3:短編やエッセイからスタートする

初めて挑戦するジャンルや作家の場合には特に、長編よりも短編やエッセイなどの軽い内容の方が挫折しにくいです。短編小説やエッセイは短時間で読み切ることができるため、読書の途中で飽きてしまう可能性も低く、また一冊を読み終えることで達成感も得られやすいです。


読む時間と場所を工夫する

これは習慣化にも通ずることですが、読書時に集中できる環境を整えることも読書を楽しむためには非常に重要です。静かな場所やリラックスできる空間で読書をすることで、本の内容・世界観に没頭しやすくなるでしょう。ただ静かな場所であれば良いという単純な理屈だけでなく、具体的な方法や時間管理についても掘り下げて考えていきます。

時間について:スケジュールに組み込む

忙しい日常の中で読書に充てる時間を確保するためには、あらかじめスケジュールに組み込んでおくことが、単純かつ効果的です。毎日の決まった時間に「読書のための10分」を確保してみてはいかがでしょうか?短時間でも、定期的に続けることで、読むスピードや集中力が自然と向上していきますし、自然に「読書をする自分」にも慣れていきます。また、毎日同じ時間帯に読書をすることで、読書モードへの切り替えもスムーズになっていくでしょう。

  • 朝食の前後に10分
  • 通勤の電車内で10分
  • 仕事のお昼休憩中に10分
  • 仕事や家事の合間に10分
  • 就寝前に10分

これらの隙間時間を使うことで、無理なく読書を生活の一部に取り入れることができます。特に、仕事が終わった後のリラックスタイムに読書を取り入れれば、読書=リラックスと体が覚えてくれるかもしれません。

場所について:自分だけの「読書スポット」を見つける

読書に集中するためには、それに適した場所を見つけることも非常に重要です。家の中で自分だけのリラックスできるスペースを作ったり、お気に入りのカフェや落ち着いた雰囲気の公園で読むのも良いでしょう。こうした特別な「読書スポット」を持つことで、特別感のある体験の中に読書が組み込まれていき、無理なく楽しむことができます。


読みたい本をリスト化する

次のアプローチは、読みたい本リストを作る方法です。リスト化することでゲーム感覚で読書を進めることができたり、次の読書に向けたモチベーションも維持しやすくなります。ただし、リストを溜めすぎると、逆にそれが読むべき本のプレッシャーとなってしまうため、一定の期間で自分が読破できそうな量を揃えておくことが望ましいです。リスト作成時に考慮すべきポイントも紹介しておきますので、ご参考ください。

リストの管理方法:紙 vs デジタル

紙のノートやメモ帳に読みたい本をリストアップするのも良いですが、スマートフォンのメモアプリ等を活用するのも便利です。特にデジタルツールで管理することで、KindleやGoodreadsのように、友人や他のユーザーのレビューや評価を参考にできるため、読みたい本を探す際の手助けにもなるでしょう。

読書のバランスを意識

リストを作成する際には、異なるジャンルや長さの本をバランスよく組み込むと良いです。目的があって専門書を読む場合は仕方がないですが、難しいテーマの本ばかりが続くと、読書が重たく億劫に感じられてしまいます。エンタメ性の高い小説やテンポの良い軽めのエッセイなども取り入れると、読書に新鮮味が増して定着しやすくなります。


無理に読まないこと

せっかく買った本だからと、途中で読むのをやめることに罪悪感を感じる人も多いですが、読書はあくまで楽しむものですから、必ずしも最後まで読む必要はないと私は思います。途中で読むのをやめて他の本に切り替えることも、読書を楽しく続けるためのコツです。何よりも、読書は自由であるべきですから、自分に合ったペースで、心から楽しめる本を選びましょう。自分のペースに合わせて読むことが何よりも大切です。

読書時の心構え

「途中で読むのをやめてもいい」という軽い心構えこそ、読書を楽しむための秘訣かもしれません。気軽に新しい本を試してみて、合わなければ別の本に切り替えることをためらわないようにしましょう。特にサブスクリプション型のサービスであれば、読みたい本を気軽に交換できます。

読むのをやめるタイミング

何ページか読んでみても興味がわかない場合、あまり無理せずに次の本に進むのもアリだと思います。例えば50ページまで読んでみて、まだ面白く感じない場合は次に移るなど、自分の中で判断基準を作っておくと良いでしょう。


電子書籍を活用する

忙しい現代人にとっては、電子書籍はとても便利なツールです。スマートフォンやタブレットさえ持っていれば、何冊でも本を持ち運べることになります。さらに、電子書籍リーダーを使用すれば、目に優しいディスプレイで目が疲れにくかったり、文字サイズの調整ができたりと、より快適に読書ができます。読書のハードルを下げるためにも、文明の利器をぜひ活用しましょう。

電子書籍リーダー vs スマートフォン

電子書籍はスマートフォンでも読めますが、長時間の読書には電子書籍リーダー(Kindle Paperwhiteや楽天Koboなど)がおすすめです。これらのデバイスでは、目に優しいディスプレイ技術を採用しており、紙の本に近い感覚で読むことができます。混雑した通勤電車の中で読む場合や、移動時間が短く荷物を減らしたい場合などは、スマートフォンで読書を済ませるのも良いでしょう。

個人的には、スマートフォンで読書をしていると、SNSの通知など多くのものに読書が邪魔され、その度に集中が切れてしまうことがあるので、読書に特化した電子書籍リーダーの方がより快適に読書ができると思います。

電子書籍の便利な機能をフル活用

電子書籍では、読書を楽にするためのさまざまなサポート機能があります。例えば、気になる単語をタップすることで辞書やWikipediaの情報がすぐに確認できるため、難解な内容の本でも意味を確認しながら読み進められます。また、フォントサイズや行間の幅などを好きなように調整できる点も、多くの人にとって大きなメリットとなるでしょう。


読んだ本をシェアする

読書の楽しさや新しい発見をシェアすることで、さらに読書体験を豊かにできます。他の人との交流が読書の先に新たな楽しみを産み出し、モチベーションを高めることにつながるでしょう。また、他人に感想をシェアすることで、異なる視点で内容を理解することもできます。

SNSやブログでのシェア

本の感想をブログやSNSで発信することで、他の読者との交流が生まれます。自分の意見や感想を共有するだけでなく、他の人のレビューや感想を読むことで新たな気づきが得られることもあります。また、おすすめのタイトルを紹介してもらうなど、新たな本との出会いが生まれるかもしれません。

読書会や読書コミュニティの活用

オフラインの読書会や、オンライン上の読書コミュニティに参加して、本をテーマにしたディスカッションを楽しむのもおすすめです。こうした場では、自分では手に取らないような本を紹介してもらえることが多く、読書の幅を広げる絶好の機会となります。


自分なりの楽しみ方を見つける

読書の楽しみ方は人それぞれです。自分に合った楽しみ方を見つけ、そこに工夫を加えながら洗練していくことで、読書の楽しさは無限に広がっていきます。

読書ノートをつける

本を読みながら気になった部分や学びをメモしておくことで、後から振り返りやすくなります。また、難解な内容の本も、ノート上で情報を整理しながら読み進めることで、より理解がしやすくなります。

読書にリズムをつける

読書のペースを上手に管理するために、1日に読むページ数を決める、あるいは1週間に1冊読むなど、自分なりの目標を立てるのも良い方法です。短いスパンで目標を立ててそれを達成していくことで、読書にリズムが生まれて達成感も得やすくなるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回紹介したコツを参考にしながら、自分に合った読書の楽しみ方を模索してみてください。大切なのは、自分自身が読書を通じて何を得たいか、何を感じ取りたいかをイメージすることだと思います。読書を通じて得られる感動や学びは無限大です。是非、あなたも自分だけの読書の楽しみ方を見つけてください。

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この記事を書いた人

2020年~SIerで働いています。
仕事は99%リモートのため、最近は毎日読書をしています。
読書歴は紙の本が3年、電子書籍が1年ほどです。
読書家としてはまだまだひよっこですが、だからこそ読書初心者にも寄り添った情報発信をしていきたいと思います。
皆で楽しい読書ライフを送りましょう!

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